ゆとり世代の旅

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ナローゲージの旅~四日市あすなろう鉄道完乗の旅~

こんにちは。

サチルです。

 

今回のブログはナローゲージの旅~四日市あすなろう鉄道~編です。

 

 

四日市あすなろう鉄道

前回の三岐鉄道北勢線と同様に、三重県を走るナローゲージの鉄道です。

あすなろう四日市~内部の内部線と日永~西日野の八王子線の2路線があります。

 

フリーパスで乗車

「1dayフリーパス」(550円、こども:280円)を購入し、乗車します。フリーパス購入は券売機でもできますが、窓口で買うと特別デザインのものをもらえます。

下記リンクにデザインが載っています。1dayパスにはあすなろう鉄道の路線図が書いてあります。

 

www.yar.co.jp

 

あすなろう四日市駅は、近鉄四日市駅に隣接しています。

 

フリーパスに今日の日付のハンコを押してもらって、ホームに行きます。

ホームには電車がいますが、やはりナローゲージなだけあって、車両の小ささがわかります。

 

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なろうブルーと呼ばれている車両 奥に見えるパンタグラフから車両の幅の細さがわかります

 

それでは出発です。

はじめは内部方面の電車に乗りました。乗り心地は北勢線と同様、在来線の車両より揺れはあります。

 

あすなろう鉄道は三岐鉄道北勢線と比べると短く、あすなろう四日市~内部間は5.7kmです。20分弱で終点の内部に着きます。

車窓から見える景色は住宅街が多かったかなと言う印象です。(乗車は記事作成の半年以上前なのでうろ覚えです(^-^;)

 

内部駅到着

内部駅周辺はこんな感じです。

 

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内部駅周辺 セブンイレブンと郵便局があるぐらいです

 

近くの陸橋から内部駅に止まるあすなろう鉄道の車両を撮影できます。

 

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陸橋から電車が見えます 画像が粗いのはお許しを

 

八王子線乗車

あすなろう鉄道を乗りつぶすべく、八王子線に乗ります。八王子線への乗り換えのために日永駅へ向かいます。

 

あすなろう鉄道の台車

日永駅にはこのようにナローゲージの説明が書いてありました。

あすなろう鉄道で使用している台車もあり、線路も3種類の幅で並んでおり、ナローゲージのコンパクトさがわかります。

 

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日永駅でのナローゲージの説明 台車が置いてあり、標準軌(一番右の線路)と比べるとナローゲージ(右から3本目の線路)の狭さがわかります

 

ちなみに、日永駅は分岐駅になっています。ホームが三角形になっているのも面白いです。

 

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日永駅の分岐部分 奥が四日市方面

 

写真奥が四日市方面になっており、そこから分岐し内部方面と八王子方面に分かれます。

 

四日市あすなろう鉄道完乗

日永駅の次の駅が終点の西日野駅であり、数分で着きます。

これで四日市あすなろう鉄道、完乗です!

 

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八王子線西日野駅にとまるあすなろう鉄道



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西日野駅の車止め

 

なぜ八王子線と呼ばれるのか?

あすなろう鉄道八王子線は、日永~西日野間の1.3 kmです。途中に駅は無く、なぜ八王子線と呼ばれるのか不思議ですね。

 

この理由は、以前の終着点伊勢八王子駅にあります。伊勢八王子駅は、西日野駅から1.6 kmのところにあったのですが、1974年の集中豪雨による被害でダメージを受け、そのまま復旧されず廃止されました。

 

日永~西日野間は集中豪雨の2年後の1976年に復旧しました。復旧時に西日野駅は100 mほど、日永駅寄りに建て替えられました。

 

昼食

お昼を西日野駅周辺で食べました。ご飯を食べられるところは2、3か所あります。

今回はここで食べました。

sasana3307.com

 

農家さん直営のお店です。惣菜3種の弁当ランチ(650円)を食べました。

 

昼食を食べた後は、四日市駅に戻りました。

北勢線と比べ短いため、半日で完乗できます。

 

あすなろう鉄道の由来

最後に、あすなろう鉄道の名前の由来についてですが、公式ホームページを見ると、明日に向かっての「あす」とナローゲージの「なろう」を掛けたらしいです。

 

この鉄道も存続が危ぶまれた時期もあったそうです。ナローゲージの路線は日本の中でも珍しく今後も残ってほしいと思います。

 

あすなろう鉄道も名前の通り、明日に向かって走り続けていただけたらいいな、と思います。

 

皆さんも三重県を訪れた際、あすなろう鉄道に乗ってみてはいかがでしょうか。