こんにちは。
サチルです。
土合駅は下り方面のホームと駅舎の高低差がかなりあります。電車を降りてから駅舎に行くまで10分以上かかる地獄の階段があります。
その階段を体験すべく、青春18きっぷを利用し土合駅に行ってきました!
目次
高崎線で高崎へ
だるま弁当で有名な高崎駅。今日はここからさらに北上します。
高崎から水上へ移動します。
水上で乗り換え
水上駅でまた乗り換えです。ここまでくると線路に雪があります。
雪国気分を味わった後、長岡行きに乗ります。
水上駅から土合までは2駅。10分弱で着きます。
土合駅着
土合駅の下り方面のホームはこのようにトンネルの中にあります。
トンネルの中にあるため、駅舎に行くまでには上に登らなければいけません。
普通ならエレベータ、エスカレータ等で上に登ればいいのですが、土合駅は残念ながら無人駅。己の足で階段を使い、上まで行きます。
階段はこんな感じ。見上げても駅舎は見えません。
階段の横にはこんな注意書きが。
標高差約70mを10分かけて登ります。
心臓破りの階段、スタート
では、登り始めます。
やはり、冬のため、寒いです。手袋は必須です。
400段ほどあるのはわかってましたが、半分くらいで息が切れてしまいます。日ごろの運動不足がありますね。
階段の途中にはベンチもあります。寒いトンネル内ですが、無理に登らず途中休憩も必要ですね。(私は頑張ってベンチには座りませんでした!)
階段に書いてある段数を見ながら自分を励まし、上を目指します。
息が切れるため、寒い中走った小学校の頃のマラソンを思い出しました。呼吸の感覚がその時に似てました。
何とか頑張り、階段を登り切りました!
見下ろしても降りた駅のホームは見えません。達成感は束の間、扉にこんなことが描かれてました。
まだまだ続く階段
階段はあれで終わりではありませんでした。さらに24段あります。
「がんばって下さい」とJRが励ましてくれます。頑張りましょう!
この階段にも段数が書いてあります。
最後の階段486段を登り終え、やっと出口までの距離の表示が普通になってきました。
こちらが改札口。有人改札の名残があります。
改札を通ると待合所になります。ここも寒いです。
また、待合所に自販機がありますが、すべて「つめたーい」です。
あったかい飲み物であったまろうと思っている方は、水筒に熱いお茶でも入れて持ってきてください!
土合駅の様子
今日はこれでとんぼ返りするため、下り列車を待ちます。下り電車は1時間後のため、駅舎の外観を見ておきました。
駅舎は写真のようにとんがっています。これは雪が積もらないようにするための対策でしょうか。
また、駅舎の入り口には「日本一のモグラえき」の看板が。
駅舎の出口付近にはこのような看板があります。
この駅は谷川岳へ登山する人も多く利用するため、このような看板があるそうですね。
確かに谷川岳に上るような人は、登山道具も持ってあの400段以上の階段を上るんですね。改めて登山の過酷さを知ることができました。
まとめ
青春18きっぷを使って、土合駅に行ってきました。東京駅から土合駅では片道で3080円ほどします。青春18きっぷなら往復2410円で移動できます。
土合駅の階段を上りたいだけの人は、青春18きっぷの時期に行くことをお勧めします。その時期であれば、18キッパーがいるため、駅舎の待合室にいても寂しくないと思います。
ダイヤ的に時間が微妙なため、お昼ご飯を食べそびれてしまします。また、多くの飲食店がある高崎駅まで行くのにもそれなりに時間がかかります。
我慢するか、駅弁等を買って駅の待合所で食べてもいいかもしれませんね。