こんにちは。
サチルです。
ぐるっとJR四国の旅も2日目です。
前回は高知を観光しました。
2日目は高知から愛媛県松山まで行きます。
最初に高知から宇和島までについてです。高知から宇和島はJR四国の中でも通り抜けるのが難しいです。なぜなら窪川から宇和島までは1日に5本(2020年3月28日現在)の超ローカル線で、すべて普通列車での運行です。しかし、そこには都会では見れない景色を見れる楽しみもあります。
今回は高知、窪川を通り、宇和島で下車し、鯛めしと宇和島城をめぐったのでそれについて書きます。
高知駅を出発
2日目の朝。高知駅を出発します。今日は割とゆったりとした旅になる予定です。
なぜなら、本数の少ない予土線を通る予定だからです。JR四国で四国一周しようとすると、予土線がボトルネックになると思います。
予土線は、高知県の家地川から愛媛県の宇和島を結ぶ路線です。土讃線窪川駅始発の列車が土佐くろしお鉄道に1駅乗り入れ、予土線に直通するのがほとんどです。
窪川駅までは本数はそれなりにあるのですが、それから先は中村・縮毛方面の土佐くろしお鉄道と、宇和島方面の二手に分かれます。中村方面はそれなりに本数はありますが、宇和島まで直通する列車は5本(1本運休になる日もあります)しかありません。また、すべて普通列車です。特急はありません。
そんな超ローカル線に乗るために高知駅から窪川駅へ向かいます。
窪川で新幹線?乗り換え
窪川駅で宇和島方面へ乗り換えです。JR四国は観光列車として複数の列車が運行されています。JR四国の多くで観光列車に乗ることができ、今回乗る予土線も「予土線3兄弟」として3種類の観光列車が運行しています(2020年3月30日現在)。
長男がしまんトロッコ、次男が海洋堂ホビートレイン、そして今回乗車する三男が鉄道ホビートレインとなっています。それぞれ運航する時間が決まっているので、JR四国の観光列車のページをご覧ください。
四国の日本一遅い新幹線
鉄道ホビートレインは、このように0系新幹線を模して造られています。0系のトレードマーク丸鼻が目立ちます。結構シュールですね。ちなみに反対側は真っ平でした(いい写真がありませんでした)。
車内には鉄道模型
ホビートレインの車内には、このように鉄道模型も飾られています。
車内にも鉄道ホビートレインと0系を模した感じで書かれています。車内は比較的綺麗で遊び心ある列車でした。
四万十川と並走
列車は窪川駅を発車し、一駅だけ土佐くろしお鉄道に乗り入れ、宇和島へ向かいます。
途中大雨が降りながらも、四万十川と並走して目的地へ。
途中、「半家(ハゲ)」など気になる駅も停車しながら江川崎駅に停車しました。
江川崎駅で電車の入れ違いがありました。停車時間が長いため、駅舎のトイレなどでしばし休憩です。
反対方面から来た列車は、予土線3兄弟の次男です。
発車時刻になったため、乗車し宇和島まで向かいます。
宇和島で鯛めしと宇和島城
宇和島駅に到着しました。宇和島駅でご飯を食べようと列車内で調べたところ、鯛めしが有名であることを知りました。宇和島駅周辺にもいくつか鯛めしが食べられるところがあります。
鯛めし
旅行の楽しみの一つ、地元の食事を味わいたいと思います。
鯛めしと言うと、鯛の炊き込みご飯と思っていましたが、宇和島は異なります。鯛のお刺身を卵黄の入ったタレにつけ、それをかき混ぜご飯にかけて食べます。これが大変おいしかったです。
ご飯にタレが染み、タレと卵黄が絡んだ鯛と一緒に食べると最高です。
駅前にもありますが、駅裏手にある富屋さんで食べました。旅行した当時はここが一番リーズナブルだった気がします。
宇和島城見学
食事後は次に乗る列車まで時間があるため、宇和島城に行きました。
宇和島城は現存天守の一つです。古い天守閣で、内部には急な階段がありました。また、天守閣へ向かう際も標高76 mの石段を上る必要があります。
見学するだけで一苦労です。
天守閣からの眺めはやはり良かったです。上った甲斐がありました。
宇和島から次の目的地へ
宇和島城から駅に戻りました。次は宇和島から八幡浜に向かいます。
次回もぜひご覧ください。