こんにちは。
サチルです。
今回は以前成田空港に行った際に見かけた、警備ロボットについて考察しました。
警備員さん不足
警備員さんの求人は多いらしく、警備業の有効求人倍率は9倍だそうです。確かにここ数年で、駅や商業施設、新幹線内など警備員さんを見る機会が多くなった気がします。
空港も他ではありません。
空港と言えば、警備会社さんの警備員さんだけでなく警察、空港スタッフ等たくさんの方が警備に携わっています。飛行機と言う閉鎖環境に搭乗するため、乗る直前から警備が厳しくなってきています。
また、来年行われるオリンピックなどさらに警備員の方の人数がますます必要になってきます。
ロボット警備員
そこで導入されたのがセコムの警備ロボットです。
この両目が光っている、真っ赤なものがセコムの警備ロボット(セコムロボットX2)です。このロボット、成田空港がお客さん第1号だそうです。
自立走行が可能なロボットであり、ごみ箱の点検や放置されているものの検知、点検等もできるそうです。
デザインもかっこいいですね。
なぜ成田空港で活躍しているのか?
ここからは、考察になります。
このロボットは車輪がついており、空港などの1フロアが広い場所の警備にはもってこいです。
車輪がついているロボットにとっての大敵は階段です。階段は人が利用するために設置されたものであり、車輪のロボットでは上り下りできません。
エレベータに乗ることも考えられますが、お客さんが利用するものを警備ロボットが利用するのは、はばかられると思います。
百貨店やデパートなど、1フロアが狭い場合、そこに1台1台置いていてはコストもかかります。
その点、空港であれば、出発フロア、到着フロアと分かれており、成田空港ともなると1フロアの面積はとても広いです。車輪がついたロボットでも、階段を使用せずに広い範囲を警備できるため効率の良い運用ができます。
今後はどこで活躍するか?
車輪型のロボットだと、階段に登れないのが欠点です。
そこで階段がない場所、段差がない場所が活躍の場所になると思います。そのため、空港のほかに、ショッピングモールなどの商業施設が挙げられます。
そのような場所でこのロボットを複数台見る時代も近いかもしれませんね。