こんにちは。
前日は、山形牛とトンカツを食べ、山形駅前にあるワシントンホテルで1泊して、今日は東京に帰る日です。1泊2日は短い。
観光もする目的で帰りの新幹線まで時間を取っておきました。新幹線は15時台なので、午前中からお昼過ぎまで観光できます。
あまり遠くに行く時間は無いので、山形駅近くにある霞城公園と新幹線だと隣駅の天童を観光しました。今回はその内、霞城公園の観光の様子をお届けします。
霞城公園見学
この日は、前日NewDaysで購入したパンを朝食として、ホテルでテレビを見ながら食べました。
NewDaysはGoToトラベルの地域共通クーポンが使用できます。帰りの新幹線用のお菓子なども購入しておきました。
ホテルをチェックアウト後、歩いて10分程度のところにある霞城公園(山形城跡)を見学に行きます。
霞城公園とは
霞城公園とは、国指定史跡の山形城跡にある公園です。山形市の市街地のほぼ中央に位置しており、山形城跡のほかに、武道館や体育館、県立博物館などがある都市公園として整備されています。
霞の城と書いて「かじょう」と読みます。
これは、山形城があったころ、関ヶ原の合戦、長谷堂合戦の際に城郭に霞がかかって見えなかったところから霞ヶ城と呼ばれたことが由来するそうです。
桜の名所でもあるらしく、春先には綺麗な桜並木が見れるかもしれませんね。
お濠
城であるため、お濠があります。もともと水が張ってあったのか、分かりませんが、現在は緑で覆われています。
写真の左側が城の方、右側は城外となります。城外では地元の部活の人がランニングをしていました。
大手橋
本丸を遮るお濠を通るための橋が大手橋です。発掘調査などに基づき、史実に沿った復元をしたそうです。
大手橋は、長さが約21.8 m、高さが約6.7 mとなっております。
横から見ると橋の下の構造がわかります。濠の下に柱を通し、柱同士を斜めの木材で固定しています。人や馬が通るであろう橋は、このように頑丈に作られています。
また、横から見ると昔の橋の特徴である、橋の中央が盛り上がる形になっています。このように橋に丸みを帯びせることで、橋中央にかかる荷重を分散しています。
最上義光像
今回訪れた山形城を建てた方ですが、現在の城郭になったのは下の写真にある最上義光が築いたものとされています。
このナポレオンをも思い起こさせる躍動感ある最上義光は、最上氏の第11代当主であり、伊達政宗の伯父に当たるそうです。
ちなみに、名前の読み方は、「よしみつ」ではなく、「よしあき」だそうです。
霞城公園からの眺め
最後に霞城公園からのながめです。
写真の奥側が山形駅方面。中央に写る高い建物が先日泊まった霞城セントラルです。
下を見ると奥羽本線の線路が見えます。
よく見ると、左側が新幹線用の標準軌の線路、右側は在来線用の狭軌の線路になっています。単線の線路が2本並んでいます。
もともと本数がそれほど多くない奥羽本線であれば、このように分けて線路を敷くのが効率的なのかもしれませんね。このように敷けば、在来線に遅れが発生しても、新幹線側に大きな影響が出ないかもしれません。また、逆も言えると思います。
次は
新幹線の出発までまだ時間があるので、少し電車に乗り、天童を見学します。