こんにちは。
サチルです。
今回は九州旅行の2日目の続きです。
長﨑の出島に行きました。
前回は平和公園を散策しました。
出島とは?
出島とは、オランダや中国に対する貿易港として江戸幕府が作った、日本初の本格的な人工島です。
当時は海に突き出た、扇形をした人工島でしたが明治以降の大規模な改修工事により、現在ではその面影は一部のみとなっています。
地図の中央にある、川より下側の灰色の屋根の部分が出島です。
画面下側が海側であり、出島の左下部分は現在道路になっています。
出島の観光
出島までは、長崎駅から崇福寺行きの路面電車で5分ほどです。出島駅で降りると目の前に入り口があります。
入場料は520円。気軽に歴史探訪ができます。
入島後、出島の真ん中を貫く通路を見ると扇形をしているのがわかります。画面奥に進むにつれて左側へカーブしています。
中の様子などは、有料施設であるため省略しますが、当時の出島内での生活がわかるような建物や食器など、貿易に使用されていた樽、実際の貿易物などが展示されていました。
写真の左右にある建物に入り見学します。階段などは急なので足元には注意してください。
出島外観
画面中央の橋が表門橋(トラス橋の手前)。出島ができた当初は、この橋から入島していたそうです。
ちなみにトラス橋は出島橋。土木学会選奨土木遺産に選ばれています。日本最古の現役の道路橋だそうです。
この表門橋は平成29年に再建されたものらしいです。
扇形のカーブがわかります。
出島が扇形になった理由は諸説あるそうで、将軍の徳川家光が自分の扇を見せたという説や、もともと扇形の砂州(河口の砂の堆積)があった説、波の影響を受けにくくする説などあるらしいです。
まとめ
長﨑観光2つ目は出島に行きました。小学校の歴史の授業で習ったことがあるので、なんとなくですが出島の歴史については知っているつもりでした。しかし、当時の生活や、出島内での生活、貿易に使われていたものなどを見ることができ、とても有益な施設でした。
長崎駅からも近く、中華街からも近いので、時間がある方は是非訪れてみてください。