投資初心者の方にとってお勧めなのが投資信託です。
最近では、つみたてNISAの影響で投資信託に注目が集まっています。そんな投資信託ですが、中には購入するのに注意すべきものがあります。
今回は、投資信託を購入する際に注意したいことをまとめてみました。
つみたてNISAから始めてみよう
投資信託を購入する場合は、つみたてNISAから始めてみましょう。
つみたてNISAは、金融庁が選定した投資商品(投資信託、ETFなど)の運用益が非課税になるお得な制度です。
投資信託などは、金融庁が選択した商品のみを購入できます。長期の分散・積立投資に適した投資商品を金融庁側が選んでくれているため、たくさんある投資信託を1つずつ見る必要がありません。しかし、金融庁が選択した以外の商品は非課税になりませんのでご注意ください。
信託報酬は少ないほうがいい
信託報酬は投資信託を所有している限り発生します。いわば、投資信託の管理料です。
信託報酬は商品により大幅にことなり、0.1%を下回るものから2~3%するものもあります。商品によっては、同じ指数に連動するのに
特にアクティブファンドが高い傾向にあります。そのため、パッシブファンド(指数に連動する投資信託)がおススメです。
信託報酬が0.2%を越えた商品はなるべく購入しないようにしましょう。
純資産は高いほうがいい
純資産が高いほうがファンドは大きなお金を動かせるため、結果的に株価などの値上がり額や配当金が多くもらえるようになります。
同じような商品なら、純資産が大きいほうを選びましょう。
長期投資を考えるなら分配金なしがいい
長期での投資を考えている場合は、分配金なしのものを選びましょう。分配金とは、投資信託の運用益(株価の値上げ分や配当金など)を分配することです。一見、不労所得でよさそうと思いますが、長期投資を考えるなら、分配金再投資の方が長い目で見ればいいと思います。
基準価額が概ね右肩上がりのものを選ぼう
実際に投資信託を売買するときに利用するのが基準価額です。
当然ながら基準価額が右肩上がりのものを選びましょう。しかし、リーマンショックやコロナショック等市場全体が冷え込んでいる場合、基準価額も当然下がります。
基準価額が下がっている場合は、なぜ下がっているかを知っておきましょう。
2008年ごろならリーマンショック、2020年ならコロナショックがそれにあたります。そのほかに下がっているなら下がっている理由を探すのは大事です。
(投資は自己責任で)