ヤマダ電機は、配当利回りの高さと、株主優待が人気の銘柄です。
2021年度3月期から優待制度が改悪になりましたが、いまだに配当利回りが4%を越える高配当株です。
ヤマダ電機と言えば、家電、最近ではリフォームや家具等も売っています。家電量販店には、日常生活で買うものはあまり置いていないと思っていませんか?
ヤマダ電機では、日用品やお酒が売っている店舗もあり、株主優待を使ってお得に買い物ができます。
今回はヤマダ電機の株価、配当、株主優待について調べてみました。
ヤマダ電機の株価
ヤマダ電機の株価は、現在は380円。その他情報は下記の通り
ヤマダ電機(9831) |
|
上場市場 |
東証プライム |
上場日 |
2000年9月24日 |
過去10年間高値 |
702円 |
過去10年間低値 |
258円 |
過去10年間の株価推移は、図の通りです。
2013年10月の258円を記録した後は、右肩上がりで株価が上がっていきます。
しかし、2018年2月に702円を記録した後は、ほぼ右肩下がりで下がっていおり、現在は300円後半から400円前半を行き来しています。
ピンク色が日経平均株価(10年前との比較)、ブルーがヤマダデンキです。
日経平均株価は、10年前と比べ200%ほど値上がりしています。一方で、ヤマダ電機は70%を越えるのがやっと。最近では0%付近を行き来しています。
10年前、2012年は第二次安倍政権の発足によるアベノミクスの始まりの年です。
日経平均株価は、アベノミクスの効果により右肩上がりで上昇しています。しかし、ヤマダ電機は上がり方が鈍いです。
ヤマダ電機の配当金・配当金推移
次にヤマダ電機の過去5年間の配当金実績の推移をみていきます。
ヤマダ電機の配当金は、期末の3月のみです。中間配当は行っていません。
2017~2019年は13円、2020年は10円まで下がりましたが、2021年は18円に回復しています。
一方配当性向は、次の通りです。
配当金はアップしていますが、配当性向は少なめです。しかし、2021年は、300億円規模の自社株買いを行っています。
配当利回りは?
現在の配当利回りは、4.7%。ここ最近は株価も400円周辺を行き来しているので4%台は維持できている状態です。
ヤマダ電機の株主優待、いつ届く?
(参照:https://www.yamada-holdings.jp/ir/yutai.html)
基準日 | 所有株式数別の優待内容 | 発送時期 | |||
100株~ 499株 | 500株~ 999株 | 1,000株~ 9,999株 | 10,000株以上 | ||
3月末 | 500円分 (1枚) | 2,000円分 (4枚) | 5,000円分 (10枚) | 25,000円分 (50枚) | 6月下旬 |
9月末 | 1,000円分 (2枚) | 3,000円分 (6枚) | 5,000円分 (10枚) | 25,000円分 (50枚) | 12月中旬 |
100株では、3月権利で500円分、9月権利で1000円分の優待券がもらえます。
優待は、税込み1000円以上の買い物で1000円ごとに1枚使えます。例えば、1500円の買い物の場合、支払金額は1000円になります。
優待の発送時期は、権利確定月の3か月後の中旬、月末となっています。
3月権利確定の場合、6月下旬から7月上旬に、9月権利確定では12月下旬には手元に届くと思います。
優待利回りは?
最も利回りがいいのは、100株の4%です。優待利回りは株数が上がるごとに少なくなりますが、配当利回りも4%と高いです。資金がある方は買い増しも選択肢としてありだと思います。
100株 | 500株 | 1000株 | 10000株 | |
優待利回り | 4.0 | 2.7 | 2.7 | 1.3 |
株価は上がる?
日経平均とヤマダ電機の株価の比較でも見れる通り、爆発的に上昇することは難しいです。配当と優待を楽しみましょう。
まとめ
今回は、ヤマダ電機でおなじみのヤマダホールディングスの株、株主優待について調べました。配当、優待利回りも高く、100株でも4万円程度で買えるため株主優待デビューにお勧めです。
(投資は自己責任で)